第3章 没収に関する手続等の特例(第18条―第21条)/組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律
(平成十一年八月十八日法律第136号)
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最終改正:平成一五年八月一日法律第138号
| (最終改正までの未施行法令) |
| 平成十五年五月三十日法律第54号 | (未施行) |
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| 平成十五年六月十八日法律第93号 | (未施行) |
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| 平成十五年八月一日法律第136号 | (未施行) |
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第3章 没収に関する手続等の特例
(第三者の財産の没収手続等)
第18条
不法財産である債権等(不動産及び動産以外の財産をいう。次条第1項及び第21条において同じ。)が被告人以外の者(以下この条において「第三者」という。)に帰属する場合において、当該第三者が被告事件の手続への参加を許されていないときは、没収の裁判をすることができない。
2
第13条の規定により、地上権、抵当権その他の第三者の権利がその上に存在する財産を没収しようとする場合において、当該第三者が被告事件の手続への参加を許されていないときも、前項と同様とする。
3
地上権、抵当権その他の第三者の権利がその上に存在する財産を没収する場合において、第15条第2項の規定により当該権利を存続させるときは、裁判所は、没収の言渡しと同時に、その旨を宣告しなければならない。
4
第15条第2項の規定により存続させるべき権利について前項の宣告がない没収の裁判が確定したときは、当該権利を有する者で自己の責めに帰することのできない理由により被告事件の手続において権利を主張することができなかったものは、当該権利について、これを存続させるべき場合に該当する旨の裁判を請求することができる。
5
前項の裁判があったときは、刑事補償法(昭和二十五年法律第1号)に定める処分された没収物に係る補償の例により、補償を行う。
6
第1項及び第2項に規定する財産の没収に関する手続については、この法律に特別の定めがあるもののほか、刑事事件における第三者所有物の没収手続に関する応急措置法(昭和三十八年法律第138号)の規定を準用する。
(没収された債権等の処分等)
第19条
没収された債権等は、検察官がこれを処分しなければならない。
2
債権の没収の裁判が確定したときは、検察官は、当該債権の債務者に対し没収の裁判の裁判書の抄本を送付してその旨を通知するものとする。
(没収の裁判に基づく登記等)
第20条
権利の移転について登記又は登録(以下「登記等」という。)を要する財産を没収する裁判に基づき権利の移転の登記等を関係機関に嘱託する場合において、没収により効力を失った処分の制限に係る登記等若しくは没収により消滅した権利の取得に係る登記等があり、又は当該没収に関して次章第1節の規定による没収保全命令若しくは附帯保全命令に係る登記等があるときは、併せてその抹消を嘱託するものとする。
(刑事補償の特例)
第21条
債権等の没収の執行に対する刑事補償法による補償の内容については、同法第4条第6項の規定を準用する。
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